品川
あと52次
元禄十四年、師走。

出発の朝、父は帳場に座っていた。

しばらく算盤を置いて、こちらを向いた。

「おみつに会いに行くんだろう。ならついでに、道中で商いをしてこい。東海道を歩けば、嫌でも覚える。それが修行というものだ」

父は少し間を置いてから、付け加えた。

「客の様子をよく見ろ。顔を見れば、何が要るかわかる。値の折り合いもわかる。——それだけわかれば、商売はできる」
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東海道商い旅

◆ 所持品
東海道五十三次 道中図
ピンチでズーム・ダブルタップでリセット
旅の手帳
品川宿
旅籠の女将から依頼。神奈川・升屋庄兵衛への伝言を預かった。干し貝柱の仕入れ情報があるという。
文なし
旅の手帳に記録された